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追悼:ネルソン・マンデラ氏の死去に思うこと。

投稿日:2013年12月26日 更新日:

「尊敬する政治家は誰ですか?」という質問に対して、私は必ず「ネルソン・マンデラ氏」と答えてきました。南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)と戦うネルソン・マンデラ氏を、私はマーチン・ルーサー・キング牧師のような存在として認識していました。

私がカナダに留学していた1990年、マンデラ氏が27年6ヶ月の獄中生活から遂に解放され、新聞一面に満面の笑みのマンデラ氏と“Free at Last”という大見出しが躍っていたことを今も鮮明に覚えています。不屈の闘士であるはずなのに、想像以上に柔和な印象だったことが意外でした。そして釈放された後がすごかった!!短い間にアパルトヘイトが撤廃され、ノーベル平和賞を受賞し、黒人初の大統領に就任し、新生南アフリカが誕生…こんな風に政治が動くことってあるんだ、諦めてはいけないんだ、ということを現在進行形で世界に教えてくれた、同時代を生きた偉人です。追悼式典に世界の指導者、現職だけでなく歴代の米大統領が揃って駆け付けるほど敬愛される政治家は、同時代にそうそう現れるものではありません。こういう追悼式典は見たことがなかったし、これからも当分はないだろうと思います。歴史教科書に必ず残る人であることは、世界中の誰もが認めるところでしょう。

マンデラ氏が12月5日(木)夜(日本時間6日(金)午前)に亡くなってから故郷クヌに埋葬されるまでの10日間、私はCNNで頻繁に様子を追っていました。亡くなった日の夜、ヨハネスブルグで追悼に集う人々、追悼式典、故郷クヌでの葬儀までライブ中継で見ていました。マンデラ氏は最後の望みとして生まれ故郷のクヌが帰りたがっていたけれど、病状から実現できず、家族が葬儀だけはクヌで行おうと政府と相談しながら準備してきたこと、そのために葬儀まで10日も要したことなどが報道されていました。

 

 

 

私は3回、南アフリカに行ったことがあります。すべて政治家になる以前のことですが、特に初めての南アフリカ、ケープタウンは忘れられません。平成8年(1996年)、「世界青年の船」の日本参加青年として、国際社会に復帰して間もない南アフリカを日本から船で訪れました。晴海埠頭を出港して約1ヶ月後、2月半ばに到着しました。まだ公開されていなかったロベン島に海軍のボートで渡り、元囚人が案内を務め、「ここでマンデラはよくスピーチをしていた。」、「ここで毎日強制労働をさせられた。」と説明を受けたことは強烈な体験でした。マンデラ氏の独房は5番、 現在監獄島ロベン島は世界遺産となり、刑務所は博物館となっていますが、私が行った頃はまだ生々しくて、それから数年後、2度目に行った時にはペンキが塗り直されたのか綺麗になったと感じました。

なかなか想像がつかないところでしょうから、当時の写真を一部ご紹介したいと思います。

ネルソン・マンデラ氏のご冥福を衷心よりお祈り致します。

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