地元の活動報告

2012年5月22日(火)中国電力三隅火力発電所視察

投稿日:2012年5月22日 更新日:

5月22日(火)午後、浜田市の三隅発電所を視察しました。前回、浜田で挨拶回りをしていた時、宇津徹男市長が表明した震災瓦礫の受け入れが地元で問題になっていると耳にしたので、すぐに発電所にアポを入れました。県が震災瓦礫の一部を三隅発電所で燃料として活用できないかと検討しており、現場では設備が壊れると懸念する声が上がっていたのです。当日は須山隆県議と発電所前で待ち合わせ、一緒に視察しました。

三隅発電所は石炭火力発電所で平成10年に1号機の運転が開始されました。100万キロワットの出力を持ち、中国電力圏域では最大の電源なので、今夏も確実な電力供給を求められています。その為、夏のピーク時を避けて現在、定期検査が前倒しで行われています。4月から始まった検査は7月19日(木)まで続きます。

私は益田市に自宅があるので気が付かなかったのですが、今回、私の出雲事務所スタッフが益田にホテルを取ろうとして、どこも満室で驚きました。定期検査の間は作業員が総勢1,400人に膨れ上がるのだそうです。浜田市ではなく、益田市のホテルからいっぱいになります。発電所で聞いたところ、4年に一度の点検が2種類あり、交互に行っているので、2年に一度、この状態が発生するそうです。

まずは概要説明を受けてから視察に出発。制御室からボイラートップ、バイオマス設備の順に見学しました。

今回、見学して発電の仕組みがよくわかったのですが、三隅発電所で瓦礫を受け入れるのはまず無理でしょう。発電の方式が「噴流床、微粉炭ボイラー」というもので、簡単に言うと、石炭を微粉炭機で砂時計の砂くらい細かく粉砕し、それを空気で圧送してバーナーで燃焼しているのです。これに加えて三隅発電所では木質バイオマス(林地残材)と石炭との混焼発電を行うという実証試験を平成23年から行っています。これはチップ化した木質バイオマスを送炭コンベア上で石炭と混合し、微粉炭機へ投入粉砕後、ボイラーで燃焼させるというもので、木材の方もおがくず程度には細かくなり、石炭にふりかけのようにかけて燃焼させる仕組みです。つまり木材に釘1本刺さっていたら使い物にならないし、設備の方が壊れます。粉砕機が壊れ、ベルトコンベアーのゴムが損傷したら、発電所が止まるわけで、電力供給という本来の目的が果たせなくなったら本末転倒でしょう。なぜ現場で困惑する声が上がっていたのか、よくわかりました。

この問題について、私はちょうど県の重点要望で上京した溝口善兵衛知事に伝えましたし、先日、県議会総務委員会のメンバーが発電所を視察したようですから、おそらく理解は進むでしょう。とにかく「百聞は一見にしかず」です。

三隅発電所には揚炭岸壁があるので、オーストラリアからの石炭船が直接、発電所に横付けできます。また燃焼後に発生する石炭灰を埋め立てる敷地も隣接し、JRの線路も敷地に引き込まれ、すべて1ヶ所で完結している立派な施設です。2号機の予定地も隣接しています。島根原発3号機の建設は終了していますが、今からこれを稼働させるのではなく、三隅火力発電所の2号機を建設して稼働させるべきだというのが私の考えです。島根原発は9キロの距離に県庁とオフサイトセンターがあり、原発から30キロ圏内の避難対象者は県人口の半分以上、396,000人(県人口は707,000人)ですから、あまりにもリスクが高すぎると思います。

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