活動報告(ブログ)

秋の奥出雲町 食と人・まち巡り(後編)

■あいふれあい祭へ

阿井小学校へ移動し、阿井地区の文化祭「あいふれあい祭」へ参加しました。 会場に着くと地元中学校の吹奏楽の演奏や、子供たちの歌声が響いていました。

ちょうどお昼どきとなり、来場者の方の多くは さっそく仁多牛の串焼きの差し入れをいただきました。 美味しいのもそのはず、「共進会」の県内審査で上位に入った牛の肉なのだそう。 高品位を誇る日本の畜産を守り、その振興にも力をいれていきたいと思いを確かにしました。

串焼きを食べきる間がないくらいに、たくさんの方に激励のお言葉をいただきました。

小学生たちは自分たちで栽培した仁多米を会場いっぱいに回りながらPR。 ミネラル豊富な水と高地の寒暖差を活かして栽培されたこの地域の米は、仁多米として全国でも高く評価されているのは皆さまもご存知でしょう。 この地の食の豊かさと農業の大切さを、次世代へつなぐ取り組みがなされいると感じました。

その他にも長芋、地元野菜をふんだんにつかった焼きそば、お餅などなど舌鼓が鳴りやむことはありませんでした。 そして、それを一層美味しく感じられたのは地元の皆さまとの交流でした。

たくさんの皆さまに歓迎して輪の中に入れていただいたことがとても嬉しかったです。 まさに阿井地区の皆さまの大きな「愛」に包まれたような時間でした。

 

■鬼の舌震(したぶるい)へ。

「鬼の舌震」は川の急流で侵食された珍しい形の岩が2kmにも続く景勝地で、この時期は紅葉を楽しみに訪れる観光客で賑わいます。 この日も駐車場がいっぱいで、四国や関西方面のナンバーも多くありました。

「鬼の舌震」とはなんとも怖そうなイメージですが、ワニ(サメのこと)が美しい姫を恋い慕って遡ったという伝説が由来とされ、「ワニの慕う」が転訛したものなのだとも言われています。

これはその名も「舌震の恋吊橋」 同行したスタッフはあまりの高さと揺れに足がすくみ前に進まないようでしたが、本人は揺れも楽しみながらのこの余裕。吊り橋の上からの絶景を満喫しました。

ここで小休止。 後援会の方にいただいた香茸の炊き込みごはんを味わいました。 香りがよくてこの季節の贅沢をいただけました。 今年は例年に比べて収穫量は少し少ないそう。 こうした隠れた奥出雲の特産もどんどんアピールしていきたいです。

山田後援会副会長とも経営されているお店の前で再会。 この紅葉の時期はお客様がとぎれることなく商売繁盛。 この日も横田で別れたあと、ずーっと厨房で調理をしていらっしゃいました。

奥出雲町の豊かな食と、美しい農村風景や自然、そして人の温かさに触れ、心身ともにリフレッシュした1日となりました。 同時に、選挙中も政策として訴えてきた、島根の一次産業を支え、仕事をつくり、若者を呼び戻す。迷いなくそこへ向かっていこうと想いを新たにしました。

案内して一緒にまわって頂いた地元後援会の皆さまには重ねて感謝申し上げます。

帰りの道中で見かけたイチョウの木の前でパシャリ。

紅葉はこれからもう一段色づきそうな気配でした。 今週末頃が一番の見頃でしょうか? どうぞ皆さまも足を伸ばされてみてはいかがでしょうか?

(終わり・スタッフ投稿)

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