活動報告(ブログ)

2014年11月13日(木)〜16日(日)萩・石見空港から台湾へ。

益田市に事務局を置く島根県日華親善協会の台湾ツアー(隔年で開催)に参加しました。中華航空のチャーター便で島根から130名程度が台湾に向かいました。このツアーに行くのは今回で3回目。後援会の方々を誘って現地ではガイド役をしていました。島根の皆様に台湾を知っていただくのが目的ですから、台湾周遊ガイド付きプランや台北だけのフリープラン等、内容は旅行会社(石見ツアー)が主催する普通の旅行です。ただし日華親善協会の会員は台湾政府関係者との会食等々、日程に交流会が入ります。

11月13日(木)
午前10時過ぎに石見空港を離陸して台北へ。時差は1時間あり、正午頃に桃園空港に到着。空港から市内までは1時間弱かかります。ホテルにチェックインしてしばし休憩。

夕方6時からは国賓大飯店にて亜東関係協会主催の夕食会に出席しました。島根県日華親善協会は亀井久興が会長を務めており、東京から台北入りした会長が交流会から合流しました。亜東関係協会の羅秘書長は亀井久興と旧知の中で話がはずむ一方、台湾の若手外交官と交流できたことは大変有意義で将来につながるよい交流会になりました。

11月14日(金)

 

益田の後援会メンバーと台北ツアー開始。まずは台北101の展望台に上って市内を一望しました。今回驚いたことは大陸からの中国人観光客の多さです。2年前にも展望台に上っているのですが(国際交流の活動報告参照)、明らかに様子が違います。馬英九総統は中国との経済関係を急速に深めており、それに反発する学生達が総統府を占拠したことは記憶に新しいかと思います。確かに大陸から人が押し寄せてくる恐怖心のようなものを感じたというか、中国に併合されたくない台湾の人々の気持ちがわかるような気がしました。やはり現地に行って初めて感じることがあるので、相手の国を訪問して自分の目で見ることが大事なのだと改めて思いました。

 

お昼は台北101内の鼎泰豊(ディンタイフォン)で飲茶ランチ。なお島根県日華親善協会の会長と理事長はこの頃、台日文化経済協会を訪問し昼食会に出席していました。ランチの後は台北101内のスーパーマーケットを視察。日本の食品がどの程度出回っていて価格はどのくらいかチェックしました。

その後、台北101から故宮博物院に移動し、オーディオガイドを借りて各自で見学。ここも中国人観光客の数が半端じゃなかった!ツアー旗の後をゾロゾロ歩く団体客と博物館の至るところですれ違います。2年前にも来ているので、この間の変化には驚きました。

この後、ホテルに戻って着替えてから夕食会へ。今年7月、津和野町に日本酒を求めてやってきた方々(地元の活動報告参照)と再会しました。視察の後、無事に商談が進展し、来年には津和野の日本酒(大吟醸)がいよいよ台湾市場にデビューする予定です。津和野のお酒が市場に出回ったらまた訪台したいです。これからも島根県の物産や伝統芸能、観光地の発信に力を入れ、少しずつでも町おこしにつなげていきたいと思います。

11月15日(土)
台日文化経済協会の青年部の方々との朝食会がありました。双方の日程がこの日の朝しか合わなかったので、土曜日にも関わらず皆様朝早くから宿泊先のホテルまで出かけてくださいました。日本に留学経験のある大学教授、弁護士、ビジネス界で活躍する方々にお会いし、食卓を囲んで和やかなムードで意見交換を行いました。今後の国際交流の計画についてもお互いにイメージを共有しました。

朝食会の後はようやくフリータイム。昨日まで一緒だった方々が、この日は高雄への日帰りツアーに参加していたので案内する必要がなかったのです。1人気ままに街歩きをし、リラックスした1日を過ごしました。夜は家族ぐるみで交流のある方々との夕食会がありました。

11月16日(日)

ホテルをチェックアウトして免税店に立ち寄った後、桃園空港に向かいました。11時45分に出発予定の飛行機は30分以上遅れましたが無事に離陸し、午後3時過ぎに萩・石見空港に到着しました。行きは出発式がありましたが帰国後は流れ解散です。国際空港ではないので臨時の入管・税関を通過して帰りました。フライト時間は約2時間、空港から自宅までは車で約15分…台湾は近いです。

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