NPO法人「益田市町おこしの会」が主催し、ユースを対象としたロードレース「益田チャレンジャーズステージ」が開催されました。一斉スタートですがU-19(19歳以下)とU-17(17歳以下)の2クラスがあり、表彰式も別々です。U-19の優勝者には地元益田ドライビングスクールの合宿免許が提供されたので、商品としてはかなり魅力的なのではないかと思います。
私を含め「益田チャレンジャーズステージ」の実行委員は、当日朝5時に北仙道公民館前に集合。まだ月も星も出ていて、夜明けとともに橋の下の鳥達がガアガア鳴き出したので、改めて鳥より早く起きたことを実感しました。
この日は晴天に恵まれ、寒くもなくよいコンディションで大会を開催することができました。今年の大会は来年に向けたプレ大会のような位置付けで、とにかく規模は小さくてもいいからやり切る、警察の許可を得て交通規制をし、自転車競技連盟の国際審判からコースを評価していただく、事故なく終わらせるということが最大目標でした。そういう意味でまずは成功だったと思います。
私は自転車について詳しくはありませんが、益田INAKAライド(地元の活動報告参照)、宇都宮ジャパンカップの視察(その他の活動報告参照)を通して、公道で開催されるロードレースが日本には少ないこと、特にユースの大会はほとんどないこと、サッカーと同じようにユースを育てることが日本の自転車競技を強くするということはわかってきました。また国際審判の方とお話しする中で、日本のコースは坂道が多く、海外は平地がかなりあるので、日本で強い選手が海外に行っても力を発揮できないことも伺いました。今回の益田のコースは平地もかなりあるのが魅力だそうです。1周車で選手の後ろをついて周ったのですが、途中松永牧場の中を通り抜け、たくさんの牛達が牛舎から見ていた(?)光景が目に焼き付いていて、何だか長閑で良いコースだな…と思いました。
益田を走った若者達が、将来オリンピックやツール・ド・フランスの選手に育ってくれることを夢見て、「益田市町おこしの会」は自転車で町おこしをしようと奮闘しています。