活動報告(ブログ)

2013年10月27日(日)アンペルマンコンサート in 津和野

 

2011年秋に始まったアンペルマン室内楽コンサートが、今年も津和野で2日間開催されました。26日(土)は太鼓谷稲荷神社、27日(日)は永明寺が会場になっていて、私は永明寺の方に参加しました。主催は津和野町観光協会です。

ところでアンペルマンとは、旧東ドイツの信号機に使われていた人の形のキャラクターのこと。とても愛らしいので、東西ドイツが統一されても信号機は統一されずに残り、更にアンペルマンはキャラクター商品となってベルリン名物になっています。私は以前、ドイツに視察に行って(海外の活動報告参照)初めてアンペルマンを知ったのですが、その後、地元津和野にアンペルマンが出没するようになって本当にビックリです。この町出身の森鷗外がベルリンに留学したことが縁で、ベルリン市ミッテ区と津和野町は姉妹都市関係にあり、アンペルマンコンサートが始まりました。森鷗外の墓はここ永明寺にあります。永明寺は亀井家の菩提寺だったので先祖の位牌もあり、私にとっても縁の深いお寺です。

コンサートは一昨年がオクテット、去年がクインテット、今年がデュエットということで予算の削減を思わせますが、それでも続けられていることに意義があります。ベルリン在住のコントラバス奏者、高橋徹さんとベルリン在住のヴァイオリニスト佐藤優芽さんのデュエットというのは弦楽器の最高と最低音域を担う楽器の組み合わせなのでとても珍しく、初めて聞きました。今年はなぜか二重奏に縁があって、先日の津和野杜塾美術館のコンサートもピアノデュオ(地元の活動報告参照)でした。

芸術の秋。美術館でクラシック、お寺の境内でクラシック…やっぱり津和野は素敵です。

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