活動報告(ブログ)

2013年8月29日(木)江津市災害視察

午後から江津市の跡市町と有福温泉にお見舞いに行きました。跡市はかなりひどい被害で、跡市郵便局がある通りが軒並み浸水し、どの家屋も土砂の掻き出しや瓦礫の撤去で大変です。跡市郵便局が営業を再開していて、復旧のスピードに感心しました。

跡市から有福につながる道路はようやく通れるようになったのですが、道中の橋の上に流木が重なっていたり、道路脇が陥没していたり、凄まじい水の爪痕でした。有福温泉では読売テレビの取材班(ウェークアップ!ぷらす)に遭遇し、新聞も数社来ていたようで、報道が集中していました。少し前まで孤立していたので、ようやく道路がつながって一斉に入ってきたのでしょう。有福温泉ではこの日から「旅館 樋口」(やどかりノート参照)が営業を再開していたので、「有福cafe」(コーヒーブレーク参照)で休憩しました。「旅館ぬしや」(やどかりノート参照)も営業を再開していました。

今回感じたことは、川はどこも細くて小川のようなものなのに、流木で堰き止められて氾濫しているということ、川はないのに山から水が出て道路が川になること。つまり江津と聞いたら江の川が氾濫したのかと想像しますが、そうではないのです。ある意味防ぎようがないような災害です。雨の降り方も変わったのでしょうが、山が荒れているのも影響しているように思います。それから津和野の時もそうでしたが、本当に全国からのボランティアの皆様に助けられています。過疎地で人手が足りないのでボランティアなしでは成り立たないと思います。この場を借りてお礼申し上げます。

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