活動報告(ブログ)

2013年7月29日(月)津和野の状況報告①

7月28日(日)早朝からお昼までに降った集中豪雨の被害状況を本日(7月29日(月))確認しました。昨日は益田市内の高津川の水位が写真の通りかなり上昇していて、益田と津和野を繋ぐ9号線も通行止めだったので、今日の午前中に日原の津和野町役場で状況を聞いてから旧津和野町市街に入りました。

まずはじめに申し上げたいのは、津和野の中心部、観光客が訪れる殿町や各施設に被害はないので、通常の観光はできます。亀井温故館も津和野川に面しているので心配でしたが、一応建物は大丈夫でした。(土台の堤防が一部崩壊…。)

大変な地域は山間部の名賀(なよし)、笹山地区と鷲原(流鏑馬を行う鷲原八幡宮の辺り)地区(地元の活動報告参照)です。名賀川が氾濫したことが原因で道路が寸断され、孤立集落が出ています。本日は自衛隊ヘリで救出したり、自力で避難できないお年寄りを道路が寸断されたところから救助隊が歩いて上がって背負って下りたり…と関係者がベストを尽くしていました。

町民センターには停電や断水した地区の方々が避難されており、復旧にはしばらくかかりそうです。それから畑迫郵便局が浸水…。ただすごいのは局長会のネットワークで、早速20名近い方々が応援に駆け付け、どんどん片付けが進んでいました。

今後、観光地である津和野として心配なのは、萩・津和野ルートが切断されてしまったこと。国道9号線経由で移動はできますが、かなり遠回りになります。萩・津和野を繋ぐ名賀線(道路)は寸断され、SLが走っていたJRも復旧に1年はかかりそうなほどひどい被害なのです。萩と津和野を組み合わせなくても津和野を訪問していただける町おこしをしなければ、と決意新たにしたところです。

皆様、津和野を元気づける為に是非お越しください!

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