島根県立石見美術館(グラントワ)にて9月17日(月)~10月31日(月)まで「誕生60周年記念 ミッフィー展」が開催されています。私は9月16日(日)の内覧会に出席しました。
「ミッフィーって何?」という方もいるのでしょうか…「うさこちゃん」と言ったらわかりますか?そう、恐らく誰もが一度は目にしたことのある絵本のキャラクター、あのうさぎです。私にとって「うさこちゃん」は特別な存在です。「子どもがはじめてであう絵本」として売り出されたディックブルーナ作、石井桃子訳のうさこちゃんシリーズは本当に私が生まれてはじめて出会った「本」だからです。ある日、父がボックスに入ったうさこちゃんシリーズを買ってきた…「ちいさなうさこちゃん」とか「ゆきのひのうさこちゃん」とか、そういう絵本に囲まれて私は育ちました。
以前、長崎のハウステンボスに行ったら「ミッフィー」がたくさんいたけれど、どうも「ミッフィー」だとしっくりこない。やっぱり私にとっては懐かしの「うさこちゃん」であり、だから喜んで内覧会に出かけたのでした。あの四角い絵本が生まれるまでの過程、初期のミッフィーやボツになった構想中の絵等々、貴重な展示がたくさん!とても楽しい展示会でした。それにしてもディック・ブルーナさんがまだ健在だなんて嬉しいですね。チャンスはないでしょうが、もし会えたら間違いなく感動します。完全に私の趣味に入ってますが、ミッフィー展、おすすめです!