7月23日(土)~24日(日)の日程で中国ブロック青少年国際交流を考える集い(通称中国ブロック大会)が大田市の「サロン・ド・ゆきみーる」にて開催されました。これは内閣府の青少年国際交流事業の既参加者が集う勉強会・交流会で、毎年各地区のブロック大会と全国大会があります。今年は島根で開催されたので、初日だけ参加してきました。
今回特に聞きたいと思っていたのが、島根県中山間地域研究センターの藤山浩さんの基調講演。毎年人口の1%に当たる移住者を受け入れれば多くの地域で人口減少は止まる、という彼の理論は「地方消滅」とセンセーショナルに取り上げられた某研究とは異なり、一筋の光だと思います。
分科会では三瓶山で「さんべ食堂」(コーヒーブレーク参照)を始めた和田裕子さんの話を聞きました。分科会に出るつもりだったので、この日のランチは「さんべ食堂」。出雲出身の和田さんと地元の女性が協力し、指定管理者となって受け継いだ三瓶山のレストハウスは今、少しずつ地元の注目を集めています。未だ試行錯誤のようですが、明るくめげない女性パワーをもらいました。
講演の後はスカイホテル大田で交流会がありました。この日の余興はやはり石見神楽。地元の子供が笛や太鼓で加わっている姿を見て、神楽はしっかり次の世代に継承されていることを実感しました。(実際、神楽を続けたいから地元を離れない若者が少なからずいるのです。)
神楽の後、最終の特急に飛び乗って松江に帰りました。