去る5月23日(月)、松江市内の「ホテル白鳥」にて次期衆院選島根1区に民進党から出馬することを発表しました。会見には玄葉光一郎民進党選対委員長が同席しました。
参議院の選挙区が島根・鳥取の合区に変わる中で、参議院か衆議院か、1区か2区か、目標設定すべき選挙について悩んでいたところ、この度、玄葉委員長からご提案いただき、ようやく決断できました。2014年12月の衆院選の時、1区の候補として私の名前が挙がって以来、そういう選択肢も意識するようにはなったのですが、2区には本籍も自宅もあり、長年父が本拠地としてきた地域なので決めきれなかったのです。でも確かに参議院の時は全県が選挙区だったので、1区でも2区でも私は選択できる立場でした。
玄葉委員長から電話をいただいたのは3月中旬のことでした。(民主党・国民新党の連立政権時代、玄葉委員長と私は共に政調会長(カウンターパート)として仕事をしたのでよく知っていました。)もう一度政権交代可能な政党を目指して民進党を立ち上げるので、このタイミングで入党しませんかというお誘いはストンと胸に落ちました。「なぜ民進党?」、「民主党が民進党に名前を変えただけ」と思われているかもしれません。けれども旧民主党の当事者達は党の名称だけでなく綱領から作り直し、「維新の党」、「改革結集の会」の合流に加えて新しいメンバーにもウィングを拡げ、あくまで新党としてスタートを切っているのです。そういう意味で入党するなら結党間もない「今」でした。実際、自民党に代わり得る軸を作ることは必要なこと、急ぐべきことだと私は思います。現在の自民党は保守系ハト派が絶滅してしまったような、そして経済至上主義の、極めて危うい政党に見えます。
事務所も自宅も益田市(2区)にある為、松江市に新たな拠点を設けての活動となります。来るべき選挙に向け、現在体制を整えております。