出雲市(旧斐川町)の出雲コアカレッジ(学校法人斐川コア学園)に4月より開設される「こども福祉科」保育士養成学科にともなう校舎改装お披露目会に出席しました。
出雲コアカレッジは旧斐川町時代にIT技術者を養成する為の教育機関として進出し、地元の企業に就職できる人材を輩出してきました。(出雲には富士通や村田製作所があります。)当時の斐川町長が教育機関の誘致に熱心だったそうです。
そしてこの度、再び地域の要望に応え、「こども福祉科」を開設することになりました。改装された校舎には音楽室、工作室、図書室等が設けられていて、保育士養成機関の設置基準について学校関係者からお話を伺いました。歌の伴奏ができるように音楽室にはエレクトーンが並び、保育関連の本は○○冊以上というように文科省の基準が細かく、新学科の開設に学校も苦労したようです。
敷地内にはビオトープがあり、この日は近隣の保育園の児童が参加してフナの稚魚の放流が行われました。斐川町はもともと農地が多いので、緑豊かな環境に校舎は立地しています。当日の写真がなくて残念ですが(スマホのデータが消えてしまいました…)、環境に恵まれたよい施設だと思います。若者が教育の為に地元を離れることが多いので、保育士の養成機関ができたことは久々の明るいニュースでした。