昨年末から断続的に続けられてきた国民民主党との合流協議がまとまり、両党が解散して合流する新設合併方式で新党が誕生することになりました。無所属議員による２つのグループも合流するので国会議員１４９人という規模になり、ようやく野党の大きな塊ができます。党名も代表も民主的な投票によって決めるという合意事項により、９月１０日（木）、国会近くの都市センターホテルにて選挙が行われました。立候補者は立憲民主党の枝野代表と国民民主党の泉健太政調会長の２名。私は枝野候補の推薦人になり、投票に先立って行われた激励集会にて一言ご挨拶しました。





　投票結果は枝野氏１０７票、泉氏４２票、党名は立憲民主党９４票、民主党５４票、その他１票、よって党名は立憲民主党、代表は枝野幸男氏に決定しました。

　翌９月１１日（金）、議員会館にて最後の立憲民主党両院議員総会が開催され、９月１４日（月）をもって政党を解散することを決定。９月１５日（火）に新「立憲民主党」が結党されます。

　結局、立憲民主党も国民民主党も存在し、代表も同じなら両党の大きさが変わっただけじゃないか、と思われる方もあるでしょう。そう見えても不思議はありませんが、綱領を作り直している以上、同じ政党ではないのです。そして自民党の新自由主義的な社会像に対して共に支え合う社会像を示したこと、また脱原発を実現するという文言が入ったことは、今の立憲民主党の方向性が維持された新党だと言ってよいでしょう。より大きくなり、パワーアップした新立憲民主党に参加することを楽しみにしています。