日華議員懇談会の訪問団として台北に行きました。初日は経済団体との昼食会や視察、台湾日本関係協会主催の夕食会。この時、サプライズで私を含めて3人の5月生まれのメンバーが誕生日を祝っていただきました。特大桃饅頭が用意され、これを開くと中から通常サイズの饅頭が出てきて、誕生日の人が皆にふるまうのです。台湾の風習を経験し、楽しいひとときでした。
2日目の日中は視察。日本統治時代に建てられた建造物が博物館や劇場、商業施設として利用されている場所を見学しました。夜は台湾新総統就任式の前夜祭として外交部長(=外務大臣)が主催したレセプションに出席しました。各国の招待客は約500人。台北賓館(台湾総督の官邸だった建物)で開催され、翌日就任する頼清徳(らい・せいとく)新総統、蕭美琴(しょう・びきん)新副総統が登場しました。
3日目は今回の訪問のハイライト、総統、副総統の就任式に出席しました。総統府に入り、待合室で宣誓の様子などをモニターで視聴。その後、屋外のテントに移動して式典に参加しました。式典の後、総統府内で日本の訪問団と総統、副総統の昼食会。蕭美琴副総統は彼女が立法院議員だった頃、食事会で隣に座ったことがあります。久々に再開し、一緒にスナップ写真を撮りました。頼総統とは訪問団一人一人、一緒に記念撮影をしました。これで全行程が終了し、帰国しました。
補欠選挙で国政に復帰し、すぐに戻った日華議員懇談会。参議院議員時代から所属していた議員連盟です。今回の就任式に間に合ったことは幸運でした。