活動報告(ブログ)

2021年6月7日(月)ジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使が離任の挨拶

 8年もの間、日本に赴任していたジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使が離任の挨拶に枝野代表を訪問し、国際局長として同席しました。オバマ政権からトランプ政権、そしてバイデン政権に至るまでの激動の時期に日本に滞在し、公使だったのですが、大使不在となってから臨時代理大使を務めてこられました。

 ヤング氏は外交官であり、米国の制度では外交官が臨時代理大使から大使に繰り上がるということはありません。トランプ氏と近かったハガティ前駐日大使が2019年7月に離任して以来、次の大使は一度決まったものの政権交代で白紙となり、2年にわたり正式な駐日米国大使がいない状態です。いま候補となっているラーム・エマニュエル前シカゴ市長も米国議会の承認を得られるかどうか懸念されています。メディアは報道してこなかったのですが、これほど長い間、駐日米国大使が不在であることは、米国から見た日本の立ち位置を認識する上でも一つのバロメーターだと思います。

 ヤング臨時代理大使は良識的な外交官であり、今後、日本をよく知る人物として米国で意見を求められる存在になられると思います。

枝野代表、福山幹事長らに、ヤング米国臨時代理大使が離任のあいさつ

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