活動報告(ブログ)

2021年8月27日(金)「宮崎鼻」に上陸しました。

 島根原発3号機の敷地に隣接する半島部「宮崎鼻」に地域(鹿島町片句)の人々が共同で所有する土地があり、釣り人用の小屋が建っています。

 宮崎鼻は3号機の建設時に中国電力が取得予定地として原発敷地に含め、2000年に原子炉の設置許可を国に申請。ところが地権者との交渉が難航したため、敷地境界を変更し、2005年に許可を受けたそうです。3号機の炉心から敷地境界までは560メートルしかなく、こんな近くに民有地と小屋があるとは驚きました。地元メディアも把握していなかったようで、この日はメディア関係者3人と共に小屋の所有者に案内をお願いしたのです。

 陸路は大変な山道だと聞き、船で上陸しました。宮崎鼻にはこの日も釣り人が複数いたので、この近辺には日常的に人々が出入りしているようです。小屋と原発との距離があまりに近く、テロ対策上、本来は取得していなければならない土地だと実感しました。

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