津和野の未来を考える「津和野会議」が開催されました。今年で４回目。初めて１日半のプログラムになり、学生から大人まで、町民から県外在住者まで、雑多な人間が集まりました。

　今年は街中に変化が見られ、古民家を改修してゲストハウスにしたり、ドックカフェにしたり…という工事が数ヶ所で同時進行中。皆、それぞれに夢があり、実践に移しています。現場を視察しました。

　２日目の最後は津和野高校生がファッションショーを開催しました。総合学習でやりたいこととして「ファッション＆メイク」というテーマを生徒が提案した為、ファッションデザイナーの津村耕祐さんを迎えて準備した企画です。テーマは「津和野を纏う」。津和野にあるもの、和紙や神楽衣装の端切れを使って高校生自らミシンと格闘しながら洋服を縫い上げました。ＤＪもモデルも津和野高校生。養老館にランウェイができて、なかなか本格的です。高校魅力化コーディネーターが間に入って実現しました。津和野高校はクリエイティブで楽しそうな学校です。

　そしてそのランウェイだったところは、レセプションで長テーブルに早変わり。芸術的なディスプレイでした。

　旧藩校「養老館」に様々な分野の専門家や研究者を招聘し、津和野の未来を語る、この取り組み。「津和野会議」が津和野スクールだった初期の頃から関わりましたが、今は社団法人として歩み始めています。