活動報告(ブログ)

2022年9月30日(金)~10月2日(日)隠岐(島前)へ

 参院選後、初めて隠岐の島に行きました。今回は島前(どうぜん)3島を大学生と一緒に視察することが目的だったので、知夫里島と海士町にそれぞれ1泊しました。この時期にしては奇跡的に3日間、快晴に恵まれました。

9月30日(金)

 七類港からフェリーに乗り、11時半に知夫里島に到着。ホテル「知夫の里」にチェックインし、隣の「レストハウス神島(かんじま)」(コーヒーブレイク参照)で昼食をとりました。その後、牛達に進路を塞がれながら赤はげ山の頂上に到着。雄大な景色に感動し、島前は3つの島がカルデラの外輪であることを再認識しました。下山途中で赤壁に寄り道。その後、今年オープンした「のらり珈琲店」(コーヒーブレイク参照)で休憩し、知夫村役場を訪問。平木伴佳村長にご挨拶しました。

 宿に戻って夕食。お腹が満たされ、ゆっくりくつろぎたいところでしたが、そのまま「らあ麺 ちぶ里島」(コーヒーブレイク参照)に直行。知夫村は今、IターンやUターンの人達が様々な挑戦をしており、北海道から移住した男性が作るラーメンが話題なのです。偶然、フェリーで店主と役場の知人に会い、今晩は店を開けていると聞いたので行ってみました。味噌ラーメンと塩ラーメンを3人でシェアして味見。ラーメンがおいしいのはもちろんですが、もう一つ印象的だったのは、役場が提供している建物が24時間オープンのワーキングスペースになっていることでした。つまりラーメンを食べられるのは金・土・日曜日の夜ですが、建物自体はいつでも空いていて、コーヒーの自販機があり、ネット環境が整備された空間を自由に使うことができるのです。家でも職場でもないサードプレイスと言うのでしょうか、よく考えられた居心地のよい場所でした。

 宿泊した「知夫の里」は眺めがよい高台にあります。和室、洋室を揃え、一部の部屋は広々としたバルコニー付き。大浴場の他に、今年改装された2室には眺めのよい浴室があり、コストパフォーマンスがよい快適な宿でした。

10月1日(土)

 宿をチェックアウトし、1日なので地元神社にお参りをしようと一宮神社に向かいました。ここには「後醍醐天皇御腰掛の石」があります。1332年3月、都から配流された後醍醐天皇は、まず知夫里島に到着し、この石に腰掛けて休まれたのだそうです。視線の方向には海が広がっています。必ず脱出すると決意新たにしたのでしょうか。

 この日は朝の内航船で西ノ島に行き、摩天崖、通天橋の絶景を晴天の下、堪能しました。お昼はコンセーユ(コーヒーブレイク参照)で定番のさざえ丼を食べ、今度は焼火神社で参拝。山の中腹にあるので、本殿までかなり登ります。社務所で松浦道仁宮司にお話を伺いました。

 その後、西ノ島コミュニティ図書館「いかあ屋」を視察。再び内航船で海士町に渡り、Entoにチェックイン。夜は隠岐牛店(コーヒーブレイク参照)で地元の方々との懇親会に参加しました。出張帰りの大江和彦町長にもお会いすることができました。

10月2日(日)

 ホテルをチェックアウトし、水中展望船「あまんぼう」に乗船。今回、私は隠岐で宿泊と体験の利用をすると復路のフェリー2等運賃がタダ(高速船も割引)になる「おき得乗船券」を使い、その体験として「あまんぼう」を選んだのです。これが期待以上におもしろかった!

 季節によって魚の種類や海藻の長さ等、景色が違うそうで、この日はクロダイが目が合いそうなくらい近くに見えました。

 乗船後は後鳥羽上皇をお祀るする隠岐神社に参拝。後鳥羽上皇はここ中ノ島(海士町)で19年の月日を過ごされたのです。

 参拝後は昼食をとって内航船で西ノ島へ移動。ここから高速船レインボーに乗り換え、七類港に戻りました。今回は島前3島の魅力を満喫した楽しい旅程でした。

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