全日本仏教会主催の懇談会が、早朝から「ザ・キャピトルホテル 東急」で開催されました。
平井正修(臨済宗全生庵)住職による法話「坐禅のすすめ」を聞いた後、椅子に座って坐禅体験。坐禅とは「心」と向き合う方法を教えてくれるもの。自分で自分の心を整える、他人に頼るのではなく、自分自身を頼るために行うのだそうです。姿勢を整え、呼吸に集中し、雑念を振り払う。朝からすっきりしました。
続いて戸松義晴理事長による講話「災害時における行政と仏教寺院の連携」。東日本大震災の時、100ヶ所を超える寺院に被災者が身を寄せたそうですが、近くの公民館には物資が届けられるのに寺院には届かない、という状態だったことから始まった取り組みです。仏教寺院は死者の弔いだけでなく、そもそも現世の人々を幸せにするためにあるので、1人でも多くの命を守るために行政と連携しようという姿勢には深く納得しました。