1泊2日で隠岐の島町に行きました。昨秋の衆院選後、隠岐の島に渡ったのは初めてです。新型コロナの感染拡大で離島に足を運びにくい状況が続き、暖かい季節になるのを待っていました。ゴールデンウィーク頃からようやく本土から人が入り始めました。
今回の目的は仏像調査班の方々にお会いすることと、支援者へのご挨拶回り。実は数年前に遡りますが、廃仏毀釈の際、地元住民に保護された仏像が複数あることを知りました。防犯上も問題なので、安全なところで管理すべく地元の齋藤則子町議がこれまで取り組んできました。私も県立古代出雲歴史博物館に相談していたのですが、この度、博物館の学芸員の方が仏像の鑑定に出かけたので、私も急遽、隠岐に入ったのです。まずは仏像の価値を教育委員会や文化審議会の方々に知っていただくことが第一歩になります。
この度は地元の観光名所に立ち寄りながら、ご挨拶回りをしました。那久岬、壇鏡の滝には初めて行きました。壇鏡の滝には雄滝と雌滝があり、雄滝は裏側に入れるので「うらみの滝」とも言うそうです。隠岐の島は奥深い秘境のようなところです。