父と一緒に隠岐の島の海士町に行きました。冬になると海が荒れるので、今のうちに島に渡って後援会の方々にお会いしたのです。広島の後援会の方も一緒に行って皆様と交流しました。
午前のフェリーに乗ってお昼頃に到着し、ラディーチェ(コーヒーブレイク参照)で昼食。その後、隠岐神社に正式参拝しました。
今回もおき得乗船券(島内で宿泊と観光体験を利用すると、帰りのフェリーが無料、高速船が割引になるサービス)を使い、宿泊はENTO、体験を隠岐神社にしたのです。
海士町といえば後鳥羽上皇。承久の乱(1221年)に敗れて隠岐に配流となってから昨年でちょうど800年でした。上皇さまをお祀りする隠岐神社では後鳥羽院遷幸八百年祭が行われる予定でしたが、コロナ禍で延期となり、今年に入って様々な行事が開催されています。島を1周する神輿はもちろん、境内で裏千家家元による献茶、蹴鞠の奉納、将棋の奉納…。
「島流し」と聞くと貧しい暮らしを想像するかもしれませんが、隠岐は豊かな島です。水があり、稲作が行われています。島人は高貴な方を都からお迎えし、一緒に渡ってきたお供の方々と共に上皇さまのお世話をしました。
後鳥羽院はたくさんの和歌を詠み、この島で19年も生活して亡くなりました。今でも後鳥羽院は海士町の人々に慕われています。