活動報告(ブログ)

2020年3月の地元活動報告

 新型コロナウイルス感染症が全国に拡がり、集会は控えようかと思いましたが、2月29日(土)からの週末は予定されていた会合に全て出席しました。

 29日(土)は安来市内で小規模の茶話会、1日(日)は松江市のホテル白鳥にて川井市議の活動報告・意見交換会、その後は自治労会館にて農林漁業担当の自治体職員と意見交換会。夜は2日続けて外食したところ、まだ感染者が出ていないせいか、いつも通りでした。月曜日の朝は事務所前のくにびき大橋で街宣活動をしてから上京しました。



 7日(土)は立憲民主党山口県連の皆様とイージス・アショア配備予定地とされている「むつみ演習場」を視察しました。むつみ演習場は住民の居住地域に隣接しており、演習場の敷地内から見渡すと何棟もの牛舎が見えます。また牛舎とは逆方向の森林(境界線)の向こう側には湧水の源泉があり、その水を利用した農業地帯が広がっています。実際、阿武町をはじめとしてこの一帯は農業がきちんと営まれており、耕作放棄地を見かけませんでした。酒蔵があり、いわゆる自然豊かで水がきれいな田園地帯なのです。

 もう一つの配備予定地、秋田県も同様ですが、イージス・アショアは必要性も候補地選定の論理も国側の説明が不十分であり地元住民の不満が高まっています。山口県は野党の国会議員がいないので、私が島根側からサポートし、秋田県とも連携しながら地元の声を届けていきたいと思います。むつみ演習場から20キロ圏内には島根県津和野町があり、私の本籍地なので他人事ではありません。近いうちに質問主意書を提出する予定です。

 14日(土)は津和野に行きました。郷土史館で資料を受け取り、お墓参りへ。春分の日は予定があるので、少し早めの参拝です。亀井家墓所は2017年暮れに国指定史跡になったのですが、崩れていた灯篭が撤去され、草も刈られ、以前より整えられています。



 翌日の日曜日は益田市の戸田柿本神社を訪問。実は4月18日(土)の春季大祭に合わせて扁額を依頼されており、場所を確認したかったのです。こんなことは初めてで、プレッシャーを感じていますが、先祖(9代亀井茲尚)が建てた神社ですし、父の扁額の隣に掲げたいと言われれば断れません…。そして今回、綾部宮司のご説明を直接伺って、本当に柿本人麿はここで生まれたのだと知りました。柿本人麿は父親が奈良から益田の地に赴任し、綾部家の女性との間に生まれたのだそうです。以来、綾部家は語家として、代々この神社を守っているのです。奈良の古文書と綾部家に伝わる話とは完全に一致するそうです。

 令和の元号が万葉集から採用されたこともあり、柿本人麿は地元で脚光を浴びています。益田市には万葉公園、柿本神社が2ヶ所(戸田と高津)あり、「人麿さん」は現在でも市民に親しまれているのです。

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