森鴎外の没後100周年記念イベントに合わせて、新しい津和野駅舎のお披露目が8月6日(土)に行われました。イベントの前日、駅舎内に引っ越し作業中の観光協会の方にお話を伺いました。
まず改善されたことは、駅舎に授乳室ができたこと。これまで不足していて観光地としてはマイナスでした。それから観光協会がJRに代わって切符販売を請け負うのだそうです。無人駅は通常、券売機があるだけなので、観光協会が窓口業務を行うのは画期的です。ただJRの端末を使わせてもらえない為、クレジットカードが使えない、指定券を販売できない等、不便になることもあり、これは利用者の評価を待ちたいと思います。
残念なことは、ホーム反対側に降りる渡り廊下がそのままで、エレベーター一つないこと。ただこれはJRの責任です。町の一存では何もできず、JRが津和野駅に投資する気がないということ。ローカル線の問題は深刻です。