メッセージ

月初めのご挨拶(4月)

今年は寒の戻りがあり、桜の開花が予想より遅かったので、卒業式ではなく入学式の頃に桜が満開になりました。地球温暖化が感じられる昨今、本来こうあるべきだ、と実は安心しています。ここ数年、季節が2週間ほど前倒しになっていることが気になっていたのです。単年度の桜の開花時期だけで温暖化を判断できるわけではありませんが、早速、散り始めた桜を眺めながら、季節の移ろいを堪能しています。政治活動で各地を飛び回り、斐伊川の土手や松江城周辺の桜を車窓から愛でる日々です。

さて、自民党の裏金問題については、真相が明らかにされないまま、党内処分という内向きの幕引きが行われました。野党の役割としては、国会で真相を究明すること、再発防止のために政治資金規正法を改正することですが、自民党が圧倒的多数を支配する永田町においてどこまで迫ることができるか、私も懸念しています。岸田総理は岸田派の会計責任者が起訴されながら、自分にはお咎めなしという自己都合優先の党内処分を行いました。これでは自民党員でなくても不満が高まるのは当然で、自民党内の権力闘争を見せられていることに嫌気が差します。

「国民主権」と憲法に書かれている通り、最終的には国民の判断に委ねられているので、来るべき戦いにおいて国民一人一人がきちんと参加し、権利を行使していただきたい、そして自民党に代わる選択肢を示すために私も努力を続けてまいります。

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