9月29日(月)からNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送が始まりました。明治初期の松江を舞台にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻、小泉セツをモデルにしたストーリーです。私も初回からしっかり観ています。これから半年間、松江市は「ばけばけ」で盛り上がりそうです。
さて、昨年の総選挙から1年が経過し、自民党は再び総裁選を実施中。夏の参議院選挙を経て衆参両院で少数与党となり、論理的には自民党総裁が総理大臣になれないこともあり得るのですが、残念ながら野党がまとまることは難しい状況です。首班指名選挙の1回目は各党が政党の党首の名前を書くので、必ず決選投票になります。昨年も「石破茂」「野田佳彦」の2人による決戦投票でしたが、立憲民主党以外の大半の野党が決選投票で84票もの無効票を出した結果、石破首相が誕生しました。日本の総理大臣を選ぶ大事な選挙で意図的に無効票を大量に出すことは無責任であり、後味の悪い選挙でした。今回はどうでしょうか。昨年と同じ状況なら決選投票の意味がない、国民の手本にならない議会の状況だと思います。野党のどこかが自民党と連立を組むのか、組まないけれども決戦投票で協力するのか、今の時点では何とも言えませんが、私は何よりまともな決戦投票になってほしい、国会において投票のルールくらい守ってほしいと思っています。
最後に立憲民主党についてですが、参議院選挙の総括を終え、幹事長以下、人事がほとんど変わりました。私は各県持ち回りで務めてきた中国ブロック常任幹事が終わり(島根の次は山口県)、幹事長部局の一つである国際局の局長を4年ぶりに務めることになりました。党の国際交流の窓口なので、在京大使館との交流等、また忙しくなりそうです。臨時国会の召集日や所属委員会はまだ決まらず、不確定なことだらけの10月はじめです。