メッセージ

月初めのご挨拶(11月)

4月末より8月を除いて開催してきた青空集会は、今月から来年3月まで中断し、屋内での茶話会に変えることにしました。今年は9月に入っても夏のようで、いつになったら秋らしくなるのかと待ち遠しく思いましたが、急に季節が進んで肌寒くなりましたね。春先まで各地区のカフェや研修室を借りて開催する予定です。

永田町では臨時国会が開会しました。10月22日(日)に投開票が行われた衆参補欠選挙は与野党1勝1敗で引き分け、年内の解散総選挙は難しいという見通しが大勢です。岸田政権は補正予算の成立を目指しているので、日程的にも年内は無理でしょう。選挙準備は長期戦を見据えて仕切り直しです。

さて岸田総理は「増税メガネ」というあだ名に反応したのか、所得税減税を打ち出しました。けれども防衛費倍増の財源として所得税に言及していたので政策の整合性がとれず、与野党双方から疑問の声が上がっています。なぜ消費税減税を決めないのか私は疑問です。集会を重ねる中で、税収が増えたのは物価上昇に伴って消費税も上がったからであり、国民負担を軽減するなら増収分を還元すればよいという指摘があったのですが、私もその通りだと思います。加えてインボイス制度は中小事業者への実質増税であり、軽減税率は未だに不評なので、少なくとも軽減税率はなくして8%に揃えるくらいのことはすぐ決めてもいいと思うのですが、なぜか消費税の議論を避けているよう見えます。いずれにしても自民党政権が国民を豊かにしないことは明らかです。

2012年に政権交代が起きて11年。長期政権の下でアベノミクスが進められ、過度な円安で更に国民生活が苦しくなった今、やはりこのまま自民党に任せていてはダメだ、ともう一度、政権交代への機運が高まるよう私達も努力を続けてまいります。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

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